2016年10月3日月曜日

プレ夏合宿 鳳凰三山

夏休みが終わりましたよ!
夏と言えば夏合宿、ということで今回はプレ夏合宿の目的地、南アルプスの鳳凰三山について書いていこうと思います。

鳳凰三山へは甲府駅からバスで向かいます。山に登っているとこの辺りの駅はすっかり馴染みの駅になりますね。最早近所ですよ、近所。

初日はひたすら森の中を登りつづけテン場を目指します。二日目は鳳凰三山、即ち地蔵岳、観音岳、薬師岳を縦走しその景観をエンジョイします。そして三日目は沢の近くを下り、滝を拝みつつ帰ります。

ちなみに全日ザック移動です。ひえ~ッ!

甲府駅からバスに揺られること一時間半、スタート地点となる夜叉神峠に到着。さあプレ夏合宿の始まりです!



………


結論から言うと初日が一番大変でした。バテる人に足をつる人、靴擦れを起こしてしまう人と死屍累々(言い過ぎ?)です。かくいう僕も最初の一時間で呼吸が乱れに乱れて倒れそうでした。明らかにトレーニング不足ですね、反省点です。


初日のテン場は南御室小屋、地面が平らでテントの張りやすい場所でした。夕食を済ませ、明日に備えて英気を養います。


日がすっかり落ちた頃、外に出てみると満天の星空でした。この星空も山の醍醐味の一つです。仰向けになり、一時間ほど星を眺めていました。



二日目、いよいよ鳳凰三山を縦走します!
初日に比べると登りの道も少なく大変さもあまりありません。何より景色が素晴らしい!


さて、意気揚々と歩いてまず到着しました!薬師岳です!頂上ですがなかなか広くて解放感のある場所です。ここでみんなで写真を撮ります。中々いい場所ではありますが寒風吹きすさんで微妙に耐えがたいので先に進みます。




お次は観音岳!鳳凰三山で最も高い場所です。ところが平らな場所が少ないのと人が多いのとであまり体を落ち着けられる場所がありません。しばらくしたら出発です。


次の目的地はオベリスクがそびえ立つ地蔵岳です!なんじゃありゃ!

……



さて、地図に乗っていたコースタイムと大幅に違っていたような気がしましたが地蔵岳に到着です!大量の地蔵がお出迎えです。正直ちょっと怖い。オベリスクは間近で見るとでかい!(当たり前)登ろうとしましたが怖くて途中で断念しました。


こうして鳳凰三山をコンプリートした一行は次のテン場である鳳凰小屋に向かいました。





鳳凰小屋にはアルプスの天然水を汲める水場があり、近くの沢では食器を洗うこともできるとのこと。山行において水を自由に使えるというのは非常にありがたいことです。沢のせせらぎで心も癒されていいことづくめです。

そして、その日は8/10山の日ということで小屋の方に宿泊している人全員の集合写真を撮ってもらいました。一期一会ってやつでしょうか。素敵ですね。
写真はこちらに載っています
 http://blog.houougoya.jp/?eid=1212872

ここで一行に残念な知らせが。明日下山後に入る予定だった青木鉱泉が、どうやらスタッフさんが体調を崩してしまい今シーズンは営業していないとのこと。なんですとー!
その後温泉を諦めきれないメンバーとの話し合いの結果、帰りに石和温泉駅に寄ることになりました。臨機応変な対応ってヤツです。


三日目です。滝を拝みながら下山します。川大好き人間の僕にしてみると、この日が一番楽しみだったりします。
三日目ということもあって、みんな足に疲れが溜まっているのか下りでもペースが落ちます。休憩を多めに挟みつつ怪我しないように身長に進みます。


そうして滝に到着。いやもうテンション爆上がりしました。


近くによるだけで叩きつけられた水が身体を包みます。超気持ちいい。


やばい。最高。

滝を一頻り楽しんだあとはもう下山するのみです。ふらつく足で滑り落ちないように慎重に進みます。


そしてついに登山コースの終点、青木鉱泉に到着しました。長かった…!


帰りは石和温泉にて三日分の汗を流しました。

さて鳳凰山、巨大なオベリスクに荘厳な滝、綺麗な沢など非常に魅力的な山でした。二日目以降は特にアクシデントもなくまさに楽しい山行だったと思います。


お次は夏本番の夏合宿です。行き先は日本第二位の高さを誇る北岳です!どうなることやら!?
(そして更新が大幅に遅れてすみませんでした…)

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